筋肉の力は筋力、手を握る力は握力、足の力は脚力と言います。

そして眼の力は眼力というのが本来正しいのではないでしょうか。

でも、あえて視力というのには理由があるのかもしれません。

視力と似た言葉に、聴力があります。これも不思議ですよね。

耳の力なら、耳力にすればいいはずです。

そうしないのは、聴力は、耳だけの力じゃないからです。

例えるなら、耳という器官は単なる集音マイクのようなものです。

それを、音や声として認識、分析するのは脳の仕事です。

これら2つの器官が協力しあって始めて、聴力なのです。

視力も同じです。

目は光の信号を受信するだけのレンズのような器官。

そこから入ってきた光の信号を分析して、色やカタチを認識するのは、脳の仕事なのです。

それなのに…既存の視力改善術や、眼科の考える視力回復は、常に眼の力だけの回復と考えられているわけです。

視力の回復ではなく眼力の回復と考えられ実行されているのです。

残念ながら、それだけでは視力の回復ができないとも言われています。

アプローチの仕方が間違ってしまっているかもしれません。

視力は、目の機能だけでなく脳の機能も共に考え、改善していく必要があるからです。

言い換えれば、これまで、眼球の機能改善だけに挑戦して視力が戻らなかった人でも、脳の機能改善に取り組めば視力が戻る可能性が残されている希望がわいてきます。

髪の毛にも大いに関係が起きてくるのです。

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