アース美容院のブログ

健康は良いな (*^_^*)

トイレットペーパーの”平均使用量は?衛生面からの理想量は?



毎日必ず使用するトイレットペーパーは、
減りが早いと使用量が気になってしまうもの?
あまり使いすぎてしまうとトイレットペーパーがもったいないですし、
少なすぎると衛生面での不安を感じてしまうこともあるし、
どのくらいの量を使うべきかが悩みどころですよね。


1回・1日にどのくらい?
日本トイレ協会の発表によると、
トイレットペーパーの1回平均使用量は80cmと言われています。


1ミシン目が10cm程度と考えると、
約8ミシン目分が平均的な使用量ということです。
男女別の1日量の平均だと
女性は12.5m・男性は3.5mとされており、
やはり小便でもトイレットペーパーを使用する女性の方が
たくさんの紙を使用していると考えられます。


1日の男女平均使用量では8mほどなので、
1人の人間が約7.5日間で1ロール(60cm)程度の量を使用していることになりますね。


また全国家庭用薄紙工業組合連合会の調べによると
シングルとダブルの平均使用量では、
小便の時にはシングル89cm・ダブル66cm、
大便時にはシングル177cm・ダブル146cmとなっています。
シングルは1ロール60mでダブルは1ロール30mであるため、
大便の使用量で割るとシングルは約34回拭けるのに対し
ダブルは20回とシングルよりもかなり少なくなっています。


そのためダブルを使用する際には、
なるべく意識して紙を少なめに取るよう注意するの・・・?
ただ、もちろんトイレの回数やトイレットペーパーの使用量には
個人差がありますし、
ウォシュレットがあるかどうか
大便の状態などさまざまな要因が
トイレットペーパーの消費には関わっています。


1ロールを使い切るスピードに関しては
家庭によって大きな差があり、
国によっても変わるようです。


アメリカのKimberly-Clark社の研究では
アメリカ人の1回に使うトイレットペーパーの平均使用量は
50cm程度であると発表されています。


”ここがおかしい菌の常識“の著書によると、
大便中にある“大腸菌”は
普通トイレットペーパーを通過し手に付着してしまうそうです。
トイレットペーパーを何枚重ねると
手に大腸菌が付かないのかという実験では、
なんとトイレットペーパーが
36枚目にして始めて菌が付かなくなるという結果も出たとか・・。


しかし毎回トイレットペーパーを
36枚も重ねて使うのは常識的な数字ではなく、
資源やコストの無駄遣いであるといえます。
また考えなければならないのは
大便後の手に大腸菌が多少残っていても、
私たちは毎日毎日食中毒にはならないということ。
これは私たちの皮膚にいる“皮膚常在菌”が大腸菌を攻撃し、
健康を守ってくれているため。
皮膚では常在菌のおかげで
大腸菌が繁殖できないため、
私たちは食中毒にならずに済むのです。



トイレ後に手を洗うことは大切ですが、
あまり手をこまめに洗いすぎると常在菌を殺してしまうため、
悪い菌が繁殖する原因になることもあります。
トイレットペーパーの使用量は平均的な長さを保つようにし、
日常生活の中で常在菌を殺菌しすぎないよう
気をつけてみてはいかがでしょうか。


コロナ禍の中では
特に考える必要がありますね。


#ウッドタップ